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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

スタッフブログ

老人ホーム業界の意外な事実5選

2024/03/21

こんにちは。老後のあんしん札幌相談室です。

自分の親御様が老人ホームを探さないといけないという場面で、あなたはまず何を行いますか?

まずは自分で調べたり、テレビで介護関係の番組を見始めたりいろいろな情報を集めることと思います。

そして集めた情報をもとに、専門家に頼ったり、自分で調べたりすると思いますが、結果いろいろな事を決めるのはご家族様という方が多いかと思います。

集めた情報をもとにいろいろな判断をされることと思うのですが、果たしてその集めた情報は正しい情報なのでしょうか?

実は全部が全部正しい情報ではないと思います。

なぜなら、そこには最新の情報ではない事がほとんどで、なんとなく昔から言われている事だったり、噂に尾ひれがついていたりするからです。

ご家族様との面談の場面で、実際の老人ホーム業界の事実と世に出ている情報が乖離しているなと感じる場面は多々あると感じています。

そのため今回は厳選して5つご説明致しますので、最後までご覧になって今後の住まい探しにお役に立てていただければと思います。

 

【自立・要支援の方の入居先が少ない】

しっかりされたご高齢の方で老人ホームを探そうかなと考えられる方は最近ではとても多くなってきていると思いますが、自立や要支援の方の入居先というのは全体から見ると正直少ないです。

厳密にいうと、自立~要介護5まで入居し続けられるというところがかなり少なくてこのホームは自立向け、このホームは介護向けという形で2分化されることがほとんどです。

一方自立や要支援のご高齢者様が望むこととしては、入居したら最期まで入居していたいというのが一番思うことだと思いますが、なかなかそれが叶えられづらいのが現状です。

これは、老人ホームの仕組み上仕方ないことではあるのですが、介護度が高ければ高い方が、ホームの収入につながる仕組みなので、どうしても限られたお部屋数のなかで要介護がついている方が入居しやすくなってしまいます。

そのため、お元気な自立や要支援の方が入居するとなると、転居を想定しなければいけない可能性が出てきてしまします。

ただし、ホームの料金が高くなればなるほど自立の方や要支援の方の受け入れ先も広がってくるので一概には言えないのですが、傾向としては自立・要支援の方の入居先は少ないのが現状です。

これらのことから自立・要支援の時に将来を考えて、情報や見学を進めて要介護になったら安心して入れるところを探しておくというのが良い流れではないかと思います。

一方自宅で生活し続けられるように、運動やリハビリなども併せてやっていきましょう!!

【夫婦入居が簡単ではない】

理由は大きく3つあります。

1.「夫婦部屋」が珍しい

イメージで言いますと、老人ホームに夫婦部屋が1つあるかないかというくらい夫婦部屋が少ないので、なかなかタイミングよく空いていることが少ないです。

2.金銭的な問題

夫婦での入居となると料金が2倍になるので、金銭的な負担がとても大きくなってしまいます。

限られた年金と貯蓄の中から毎月20~30万の出費がでてしまうので、かなり費用がかかってしまいます。

3.ご夫婦の状態が違うことが多い

片方が要介護で片方が自立や要支援というご夫婦が多く、必要なケアが介護度によって異なるため、ご夫婦どちらかが不満を抱えてしまうことがあります。

これら3つの理由があって、ご夫婦入居が簡単ではないと思うのですが、やはり長年一緒に暮らしてきたご夫婦なので、ずっと一緒にいたいと思うのが普通です。

そうすると手段としてはご夫婦で探す場合は地域を最大限広げて探すことをお勧めします。

地域を広げることによって、選択肢がだいぶ変わりますので、可能な限り広げてご夫婦にあったところを検討しましょう。

【空室自体は多い】

老人ホームは埋まっている事が多くすぐ入れないでしょ?

というお話をよく耳にするのですが、実際には空室自体はたくさんございます。

少し前ですと、なかなかすぐには入れないので、時間をかけて探すべきと言われていましたが、今は老人ホームもかなりの件数があるので、数ある選択肢の中から選ぶことができます。

逆に選択肢がありすぎる故に選ぶのが困ってしまう事がほとんどかと思うので、そういう時には老人ホーム紹介会社に相談しましょう。

希望や予算をお伝えすればすぐにリストアップしてくれて、数ある選択肢から最適なホームを紹介してくれますので、ぜひ頼ってみて下さい。

 

【特養は入りやすくなっている】

特養というのは特別養護老人ホームの略称で、安く手厚い介護が受けられると言われているため、昔から人気が高い施設になっています。

どこの特養も待機者が100人を超えていて、全国でのべ待機者数が50万人以上と言われている時代もありました。

入居には数年かかるとまで言われていたのですが、現在ではわずか1ヵ月から2ヵ月で入れる特養も出てきています。

いくつか要因はあるのですが、入居先の選択肢が増えたのと、特養自体が増えてきたのが主な理由だと思います。

要介護3以上でなければ入居できないため、誰でも入居できるわけではありませんが、年々入居しやすい施設になってきているので、必要な方はぜひお問合せしていただければと思います。

【サ高住は自立向けではない】

サービス付き高齢者向け住宅を略してサ高住と一般的には言うのですが、よく自立向けと言われています。

このサービス付きというのは介護サービスではなく、「安否確認」と「生活相談」のサービスになっているので、介護サービスを受ける際には外部から受けます。と言った形でテレビや雑誌で案内されることが多いです。それが自立向けと言われる所以かと思うのですが、実際には介護サービスを併設させて手厚く介護をされているサ高住はとても多くあります。

そのため、介護が必要な方でサ高住を選択肢から外されている方が多くいらっしゃるのですが、サ高住=自立向けではなく、サ高住=自立向けもあれば、とても手厚いところもあるという認識を持っていただければと思います。

今回このようなご説明をしたのは、様々な噂や言われてきたことは一昔前の話がほとんどで、今の事実ではないことが多いと感じているからです。

その誤った情報や認識を植え付けられてしまった状態で住まいを探すのはとても勿体ないので、正しい情報を得て、住まい探しをして頂ければと思います。

 

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今回は以上となります。

今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!

老人ホーム業界の意外な事実5選 - YouTube

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