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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

スタッフブログ

有料老人ホームの基礎知識!

2024/03/28

こんにちは。老後のあんしん札幌相談室です。

いろいろな老人ホームや介護施設がある中、有料老人ホームというのは件数が最も多く、最も選ばれやすい入居先ですが、有料老人ホームも色々種類があり、何を選んだら良いか分からない方がほとんどだと思います。

いろいろな種類のある有料老人ホームを紐解いて、徹底解説していきます!

有料老人ホームの定義からご説明致します。

厚生労働省のホームページにとても分かりやすい図がありましたのでこちらをご覧ください。



 

定義としてはご高齢の方を入居させ、4つのサービスのうちいずれかを提供していれば老人ホームとして運営ができます。

4つのサービスとは食事の提供・介護・洗濯や掃除などの家事・健康管理のことを指しています。この4つの中から1つでもサービスとして提供していれば老人ホームとして運営できます。

ただし、建物の基準など最低限はあります。老人ホームの定義としてはシンプルな形になっています。この4つのサービスのうちどれか1つでも行っていれば良いので、これだけの老人ホームでは完全に自立向けのお住まいになってしまいます。

また有料老人ホームは実は3種類あり、お元気な方から介護が必要な方まで幅広く入居できるところとなっておりますのでご説明いたします。

【介護付有料老人ホーム】

名前の通り、介護がついている有料老人ホームになっており別名「特定施設」と呼ばれています。

食事の提供・介護・家事・健康管理の4つのサービスを全て行ってくれる施設になっているのに加えて、リハビリやレクなど施設の中で行ってくれるので、とても手厚いのが介護付の特徴です。

手厚い施設と言われている所以が人員配置基準になります。

 〈人員配置基準〉

管理者1名

生活相談員1名以上

看護介護体制3:1以上(入居者:職員)

機能訓練指導員1名以上

ケアマネジャー1名以上

特養と同じくらい、もしくはそれ以上の人員配置基準になっています。

そのため受けられるサービスも多岐にわたります。

食事・入浴・排泄などの介護が24時間、掃除や洗濯などの生活援助も受けられます。また機能訓練やレク、サークル活動などの施設内で受けられるサービスが幅広くあります。

手厚く受けられるサービスが豊富ですが、もちろんデメリットもあります。

 〈デメリット〉

・費用が高額なところが多い

入居一時金が数百万から数千万円かかるというところもあり、月額費用が20万円を超えるということも多々あります。

・外部サービスが受けられなくなる

施設内で介護保険サービスのほぼ全てのサービスを受けることになるので外部のデイサービスに行くことはできません。

厳密にいえば行けますが、かなりの高額になってしまうのでほぼ行かれる方はいません

・介護サービス利用料が低額

こちらは多くの方にとってはメリットになりますが、あまり介護サービスを使わない方にはデメリットになります。

 

【住宅型有料老人ホーム】

人員配置基準はほぼありません。

介護職員さんやケアマネジャーさんなど配置させる規定がありません。

住宅型有料は施設によって様々な形を変えるタイプになるので、介護付以上に手厚い所もあれば、自立向けで運営している所まで幅広くあります。

自立向けのタイプでは、食事・介護・家事・健康管理の4つのうち1つを提供し、それのみをおこなっている所になります。介護が必要になったら外部の訪問介護を呼んだり、デイサービスに通ったりしながら生活するため、常時介護が必要になれば退去しなければいけません。

また、介護付有料よりも手厚いところもあり、訪問介護やデイサービスなどの外部サービスを施設の中に併設させて介護サービスを提供しています。そうすると24時間365日見守りや介護のサービスを提供してもらうことができるので、介護が必要な人でもとてもあんしんな施設になります。

手厚い住宅型がどうかというのは見極めが必要になってくるので、とても難しいところです。



介護付と住宅型を一言でまとめるのであれば、

介護付=どこも基本的には手厚い

住宅型=手厚いところもあれば自立向けもあり見極めが重要

介護付と住宅型はどちらを選ぶべきかという部分ですが、費用をかけて手厚くサービスを受けたいという方は介護付有料が良いかと思います。

逆に決まった予算で尚且つ自由にサービスを受けたいという方にとっては住宅型有料老人ホームが良いと思います。

手厚さを取るか、自由さを選ぶかしっかり検討していただければと思います。



「健康型有料老人ホーム」

介護が必要になったら退去しなければいけませんが、食事やレクなどお元気な方が入居するタイプとなっています。この健康型有料老人ホームは当相談室の地域では1つも無いためかなり少数だと思います。

 

以上有料老人ホームの種類でした。名前でイメージが湧きやすいかと思います。

 

今回入口の部分のご説明をさせて頂きましたが、介護付有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームについて詳しく解説したブログがありますので、併せてご覧頂けたらと思います。

 

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今回は以上となります。

今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!

これで完璧!!有料老人ホームの基礎知識 - YouTube

今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。

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