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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

スタッフブログ

老人ホームの見えないお金のお話し

2023/11/02

こんにちは。老後のあんしん札幌相談室です!

本日は「誰も教えてくれない老人ホームの見えないお金のお話し」を致します。

皆さんは老人ホームにかかる費用について、いくらかかるのかと考えたことはありませんか?又は、親御さんを老人ホームに入居させたいが、年金額も少なくご家族の支援が必要になりそうな場合いくら支援が必要になるのか不安に思っていませんか?

もしくはすでに入居されている方であれば、入居前よりも費用がかなりかかり大変な思いをしている方も少なくないのではないでしょうか。

原因は見えないお金が存在しているからです。

この見えないお金がいくらかかるか分からなくさせますし、入居後に予定よりも費用がかかることになるのです。

こちらをご覧ください。



本来入居するにあたり、かかってくるすべての費用は①~④の費用の足し算になってきます。

逆にいうとこの①~④の費用を事前に押さえておけば、今後かかってくる費用というのは簡単に出せるのですが、実はパンフレットに記載さえていたり、見学の時に案内してくれる金額というのはほとんどが①と②のみになっています。

③医療費や④生活費用に関しては仕組み上、誰からも教えてもらえない費用になっていて、「こんなにかかるはずではなかった」の原因が③と④になるのです!

今回①住宅費用と②介護費用については見学やパンフレットで分かる部分になるので、誰も教えてくれない③医療費用と④生活費用を具体的に解説いたします。

実はそんなに複雑ではない内容なので、まず結論から言いますと、③医療費用と④生活費用を足しておよそ毎月2万~3万円ほど見込んでおきましょう!!

では内訳のご説明を致します。

③医療費用は今飲んでいるお薬代は変わらずかかる費用になりますが、受診代が変わってきます。

受診代が変わるのは、訪問診療を利用することになるからです。

8割ほどの方は訪問診療というのを利用して生活を送られています。

月2回ほど老人ホームと連携を取っている訪問診療のお医者様が老人ホームにやってきてくれて、診察をしてくださるのですが、これにはものすごいメリットがあって、まずは介護が必要なご高齢者様ですと、病院に受診に行くのが大変だとおもうのですが、基本的に日々の内科の受診に関しては病院に行かなくても良くなります。

何か専門的な受診が必要な場合のみ受診に行けば良くなるので、ご本人様の負担がとても軽減できます。

また、緊急時に何かあればほとんどの場合24時間365日対応してくださるので、あんしんですし、病院での受診が必要と判断されれば、その訪問診療のお医者様が病院を繋いでくれたりもします。

このように素晴らしいサービスなので、多くの方は入居した後利用されることになるのですが、大体8千円ほどかかるそうです。

サービスの内容としては高い訳ではないと思うのですが、金額で見ると結構負担になってしまいます。

お薬代と訪問診療代を合わせると③医療費用は1万円を見ておきましょう。

続いて④の生活費用です。

こちらは生活を送るうえで様々な費用を指しておりますが、具体的に内訳を見ていくとこんな感じになります。



大体2ヵ月に一回は髪を切ったりすると思いますが、一回3000円程かかってきます。飲食代ですが、自動販売機でジュースを買ったり、訪問販売がくることもあり、そこでおやつを買ったりなどをすると月5千円ほどかかります。

一番おおきいもので、おむつ代ですが介助が結構必要な方ですとこのおむつ代というのも馬鹿にはなりません。1万円近くかかることもあります。

こちらに関しては費用を軽減できるサービスがあるので、今困っている方はケアマネさんに聞いてみましょう。

これらをすべて足していくとおむつ代で大きく変わってきますが、毎月1万~2万円をみておくのが良いです。

これら③医療費用と④生活費用が見えるようになったことで、「固定費」として「2万円~3万円」かかると思ってもらえたら、あとは費用を組み立てましょう。

キーワードは逆算です!

こちらをご覧ください。



例えば「老人ホーム入居には15万円が予算」という方ですと、もう既に見えているお金を当てはめてみましょう。

まずは④生活費用、こちらはおむつ代がかかる想定で2万円かかるとします。

③医療費用は1万円です。

②介護サービスは受ける費用になるのですが、こちらは今現在の介護度と負担割合を当てはめてみてください。



今回は要介護2の1割の方をモデルにしてみましょう。

約2万円程になります。

もっと介護が必要な方や、負担割合が2割や3割の方はもっとかかってしましますし、介護があまり必要ではない方はもっと負担は少なくなります。

ここまで②+③+④の費用で5万円というところまで見えてきました。

残るは①住宅費用になります。

こちらはパンフレットに大きく載っているところで見学などに行った時にしっかりと教えてくれるところなのであとは簡単です。

15万円の予算のうち、5万は毎月固定費としてかかってくるので、住宅費用にあてられる費用は10万円までということになります。

こうすることで、入居したあと費用が足りなくなるというリスクは大きく軽減できると思います。

1つ注意が必要なのが、介護費用です。

先程の介護費用を見ると、介護が必要になった時には、その分数千円ずつ費用が上がっていってしまいますし、負担割合が2割、3割の方ですと数万円上がることもあるので、入居前の段階でそこまで想定しておくと良いかと思います。

さて、ここで問題が一つ出てきます。

当たり前のように固定で、5万円かかりますとお伝えしましたが、おそらくほとんどの方は「固定費だけですごく高い」と思われたと思います。

年金や貯蓄を切り崩したとしても生活できるだろうかと心配になる方も多いかと思います。

でもご安心下さい。

足りない場合には生活保護を検討しましょう!

また別の機会で解説しますので、今回はさらっとご説明しますと

例えば年金6万円の方ですと、生活費用に2万円使ったり、住宅費用に何万円も使ったりすると介護や医療が受けられなくなってしまします。

そうならないために足りない分を生活保護の公的扶助で補ってもらうことができます。

もちろん受給するためには要件がありますので、こちらのお話しは改めてさせて頂きます。

今回はいざという時に生活保護という制度があるのだということだけ、頭の片隅に置いておいてもらえると幸いです。

本日のまとめです。 

1.  老人ホームの見えない費用は2万円~3万円ほど

2.  住宅費用は予算から逆算して導き出す

3.  足りない場合は生活保護を検討する

 

見える費用だけでも結構かかってしましますが、見えない費用もしっかりと事前に想定してより良い老人ホーム探しに生かしていただければと思います。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

今回は以上となります。

今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!!

【誰も教えてくれない...】老人ホームの見えないお金の話 - YouTube

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