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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

スタッフブログ

「介護度の目安」について

2024/07/11

みなさんこんにちは。老後のあんしん札幌相談室です。

当相談室でご相談を頂く中で、介護認定は受けていないが老人ホームに入居したいという方がけっこういらっしゃいます。いざ面談をさせていただくと、申請をすれば介護認定を受けられる方が半数以上いらっしゃいます。

介護認定は早い段階で受けてサービスを受けておいた方が良いです。

では、なぜ受けておいた方が良いのに、受けていない方がとても多いのでしょうか。

それは、介護度が着くかどうかわからないのと、介護認定を受けるメリットが分からないということに尽きるかと思います。

そのため、介護度の目安と介護保険サービスが受けられそうな方はどのような方かということを段階別でご説明させていただきます。介護保険サービスを利用するメリットや利用の仕方などは過去ブログに載せているのでご確認下さい。

介護度は大きく分けて2段階あります。

「要支援」「要介護」です。  

「要支援」とはどういう状態なのかというと、日常生活は自力で基本的には行えるが、掃除や洗濯などの一部支援を受けたら要介護状態への予防ができる状態です。

こちらもご覧ください。  



要支援は2段階があり、 

要支援1 ⇒ 「日常生活は自分で行うことができるが、少し支援が必要な状態」

ほとんど介護保険サービスを使うことはありませんが、週1回くらいお掃除を手伝ってもらったり、家事を手伝ってもらったり、一部ちょっとしたお手伝いがあれば日常生活は特段問題ない方。

要支援2 ⇒  もう少しサービスが必要になる方

例えば、お風呂は入れるけれど背中が洗えないので一部サポートが必要など。

基本的には要支援の方は要介護状態にならないために多少の支援をしてもらえれば生活が成り立つ状態を指します。

ここまでのご説明でお気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

多くの方は申請さえすれば何らかの介護度がつくことが多いです!

続いて「要介護」についてご説明いたします。 

「要介護1~要介護5」まであります。

要介護1 立ち上がりや歩行が不安定で日常の中で排泄や入浴など部分的な介助が必要な状態

イメージとしては杖や歩行器を利用している方、要支援2のように背中を洗うことが難しかったり、トイレで少し失敗してしまうので、少し介助が必要など生活の中で一部介助が必要な状態。

要介護2 自力で立ち上がりや歩行が困難で排泄、入浴などに一部または全介助が必要な状態

※要介護2以上になると福祉用具で電動ベッドのレンタルが可能になります

イメージでは、歩行器や車椅子を自分で動かして移動されている方。

また、要介護2からは基本的に介助や見守りが部分的ではなく、連続的に必要な状態になります。

要介護3 立ち上がりや歩行などは自力では出来ず、日常においても排泄、入浴、衣服の着脱など全面的な介助が必要になります

※要介護3以上から特養に申込みが可能となります

イメージとしては、車いすの方で介助をしてもらっている方、基本的には全面的な介助が必要になってくることが多いです。

要介護4 車椅子に乗ることも体制を維持するのが困難で、出来なくなる場合もあります

イメージでは、ベッドの上での生活が多くなってきて、生活上全てで介助や見守りが必要な状態です。

要介護5  要介護4の状態に加えて意志の伝達や疎通が困難になります

以上要支援は2段階、要介護は5段階、計7段階の介護度イメージです。

※注意点としては、述べたものはあくまでも身体機能面のみのイメージのため、認知機能面は考慮しておりません。

これら身体機能面の段階に加えて、認知機能面での低下による支援が必要だと判断されれば介護度がより高くつくことも多々あります。

身体機能面、認知機能面合わせての判断になりますので、ご留意頂ければと思います。

また、極端なお話ですが介護度自体は高く出れば出ただけメリットが多いです。

電動ベッドが借りられるようになったり、特養を検討できるようになったりします。

まだ介護認定を受けていないご高齢の方でも申請すれば要介護認定を受けられる可能性があるのと、既に受けられている方でも実際の介護度とは違う場合もありますので、ご参考にしていただければと思います。

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今回は以上となります。

今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!

介護度の目安について徹底解説! (youtube.com)

今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。

老人ホームに入らず、自宅でまだまだ頑張りたい!という方も安心できる老人ホームに入りたいという方も、老後にまつわるお悩み事は「老後のあんしん札幌相談室」にてご相談を承ります。

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