スタッフブログ
新しい老人ホームは入るべきか避けるべきか
2023/12/07
こんにちは。老後のあんしん札幌相談室です。
今回は「新しい老人ホームは入るべきか避けるべきか」を解説いたします。
日頃、新規老人ホームオープンという看板などを目にすることもあるかと思います。
新しい綺麗なところで過ごしたいと思う方も多いかとおもいます。
そんな新しい老人ホームを選ぶことを積極的に選ぶべきという声と、危険なこともあるので慎重にするべきという声もあるので、本日は新しい老人ホームは果たして危険なのか、それとも積極的に選ぶべきなのかを解説していきますので、最後までご覧ください。
まず、新しい老人ホームのメリット・デメリットを説明していきます。
《メリット1. スタッフのモチベーションが高い》
新しい職場でみんな1からのスタートなので、ほとんどの方が良い老人ホームを作っていこうと気合が入っているかとおもいます。
モチベーションが高いと言動が前向きになりますし、そういったホームだと明るい雰囲気になります。
《メリット2. 新しくて綺麗、設備が充実》
設備は最新のものを導入していたりするので、例えば感染症対策で各個室に効果の高そうな空気清浄機を置いていたり、職員さんの負担を軽減できるような介護ロボットがあったり、利用者様にとっても職員さんにとっても安心して過ごしやすい空間になっていることが多いです。
《メリット3. みんな1からスタート》
何年も運営しているとその環境の中でいろいろな集団や派閥がスタッフさん、入居者様ともに出てくるかとおもいます。
良い影響をもたらす派閥であれば良いのですが、そうではない派閥ができてしまうというのはよくあるお話しです。お局さんに苦しんでいるという方も少なくないようです。
ですが、新しい老人ホームであれば昔からいる人がいない分、かなり馴染みやすいです。
以上の3つのメリットでまとめると「1からスタート」という部分が全てのメリットの根底にあるかと思います。
〈デメリット1. 入居促進の営業が強いと現場が追い付かない〉
新しい老人ホームの場合、入居促進させるための営業部隊と現場とが分かれている事が多く、そこの温度感が合わず、営業は頑張って初月から入居者さんを入れるのですが、その人数に現場のケアが追い付かないという事があります。
運営会社の経営目線としてはオープンしてからすぐに埋まる方が良いに決まっていますが介護の必要な方が40人、50人と一気に入居すると個別ケアが出来なくなってしまいます。
介護業界は慢性的に人員不足の中、初月から一気に入居者さんが増えると現場が回らないということはよく耳にします。
入居の営業が強すぎるというのはデメリットになり得ます。
〈デメリット2. 途中で当初のルールが変わることがある〉
一番大きな変更は介護サービスの内容が変わることです。
入居当初は手厚く、最後まで入居できると聞いて入居したけれど、数年経った時に看護師さんが採用できなくなり、看取りができなくなってしまったという老人ホームさんもありました。
運営会社さんも変更したくて変更しているところはないでしょうし、結果老人ホームのケアの水準と入居者さんのレベルが合わなくなってしまうということがあります。
これは最初から予想できない部分ではありますが、新しい老人ホームのデメリットの1つでもあります。
ここまでメリット・デメリットをお伝えしましたが、1から始まる老人ホームのメリットが大きいと感じていて、デメリットの部分はしっかり気をつけておけば回避できる可能性もありますので、その気をつけるべき部分をお伝えいたします。
【気をつけるべきこと1. 運営母体】
こちらはホームページやパンフレットで確認しましょう。
新設オープンが何棟目なのかということがとても重要で、初めて立ち上げる運営会社さんであれば、デメリットが起こる確率が上がってしまいます。
逆に何棟も新設オープンをしている法人さんですと、ノウハウが蓄積されているのでオープンまでの準備や入居者さんに入ってもらうスピード感などがマッチし、スタッフさんもモチベーションの高いまま業務に挑めますし、入居者様もしっかりと安心できるケアをしてもらえます。
【気をつけるべきこと2. 入居者のスピード感】
入居者様がどのくらいのスピードで入居しているかをしっかり確認しましょう。
これは見学の時に「今どれくらいの方が入居される予定ですか?」と質問すると教えてくれます。
対応してくれる人の返答でなんとなく分かるのですが、ホームの規模感によってオープンして1ヵ月くらいで「もうすでに満床になりつつあります」という所は入居した後、先程のデメリットが起こる確率が上がるかとおもいます。
これら気をつけるべき事を組み合わせて考えまとめると
新設老人ホームを検討する際は、新しい老人ホームの経験があって、無茶なスピード感で入居者さんを入れていなければ、選ぶメリットの方が圧倒的に多いとおもいます。
今、探している方も今後探す方もぜひ参考にしていただければ幸いです。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今回は以上となります。
今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!!
【徹底解説!】新しい老人ホーム入るべきか避けるべきか - YouTube
今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。
また、当社では「まごころサポート」という高齢者様向けのお手伝いサービスも行っております。老人ホームに入らず、自宅でまだまだ頑張りたい!という方も安心できる老人ホームに入りたいという方も、老後にまつわるお悩み事は「老後のあんしん札幌相談室」にてご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。
フリーダイヤル
0120-652-118
(ろうごにいいわ)
今回は「新しい老人ホームは入るべきか避けるべきか」を解説いたします。
日頃、新規老人ホームオープンという看板などを目にすることもあるかと思います。
新しい綺麗なところで過ごしたいと思う方も多いかとおもいます。
そんな新しい老人ホームを選ぶことを積極的に選ぶべきという声と、危険なこともあるので慎重にするべきという声もあるので、本日は新しい老人ホームは果たして危険なのか、それとも積極的に選ぶべきなのかを解説していきますので、最後までご覧ください。
まず、新しい老人ホームのメリット・デメリットを説明していきます。
《メリット1. スタッフのモチベーションが高い》
新しい職場でみんな1からのスタートなので、ほとんどの方が良い老人ホームを作っていこうと気合が入っているかとおもいます。
モチベーションが高いと言動が前向きになりますし、そういったホームだと明るい雰囲気になります。
《メリット2. 新しくて綺麗、設備が充実》
設備は最新のものを導入していたりするので、例えば感染症対策で各個室に効果の高そうな空気清浄機を置いていたり、職員さんの負担を軽減できるような介護ロボットがあったり、利用者様にとっても職員さんにとっても安心して過ごしやすい空間になっていることが多いです。
《メリット3. みんな1からスタート》
何年も運営しているとその環境の中でいろいろな集団や派閥がスタッフさん、入居者様ともに出てくるかとおもいます。
良い影響をもたらす派閥であれば良いのですが、そうではない派閥ができてしまうというのはよくあるお話しです。お局さんに苦しんでいるという方も少なくないようです。
ですが、新しい老人ホームであれば昔からいる人がいない分、かなり馴染みやすいです。
以上の3つのメリットでまとめると「1からスタート」という部分が全てのメリットの根底にあるかと思います。
〈デメリット1. 入居促進の営業が強いと現場が追い付かない〉
新しい老人ホームの場合、入居促進させるための営業部隊と現場とが分かれている事が多く、そこの温度感が合わず、営業は頑張って初月から入居者さんを入れるのですが、その人数に現場のケアが追い付かないという事があります。
運営会社の経営目線としてはオープンしてからすぐに埋まる方が良いに決まっていますが介護の必要な方が40人、50人と一気に入居すると個別ケアが出来なくなってしまいます。
介護業界は慢性的に人員不足の中、初月から一気に入居者さんが増えると現場が回らないということはよく耳にします。
入居の営業が強すぎるというのはデメリットになり得ます。
〈デメリット2. 途中で当初のルールが変わることがある〉
一番大きな変更は介護サービスの内容が変わることです。
入居当初は手厚く、最後まで入居できると聞いて入居したけれど、数年経った時に看護師さんが採用できなくなり、看取りができなくなってしまったという老人ホームさんもありました。
運営会社さんも変更したくて変更しているところはないでしょうし、結果老人ホームのケアの水準と入居者さんのレベルが合わなくなってしまうということがあります。
これは最初から予想できない部分ではありますが、新しい老人ホームのデメリットの1つでもあります。
ここまでメリット・デメリットをお伝えしましたが、1から始まる老人ホームのメリットが大きいと感じていて、デメリットの部分はしっかり気をつけておけば回避できる可能性もありますので、その気をつけるべき部分をお伝えいたします。
【気をつけるべきこと1. 運営母体】
こちらはホームページやパンフレットで確認しましょう。
新設オープンが何棟目なのかということがとても重要で、初めて立ち上げる運営会社さんであれば、デメリットが起こる確率が上がってしまいます。
逆に何棟も新設オープンをしている法人さんですと、ノウハウが蓄積されているのでオープンまでの準備や入居者さんに入ってもらうスピード感などがマッチし、スタッフさんもモチベーションの高いまま業務に挑めますし、入居者様もしっかりと安心できるケアをしてもらえます。
【気をつけるべきこと2. 入居者のスピード感】
入居者様がどのくらいのスピードで入居しているかをしっかり確認しましょう。
これは見学の時に「今どれくらいの方が入居される予定ですか?」と質問すると教えてくれます。
対応してくれる人の返答でなんとなく分かるのですが、ホームの規模感によってオープンして1ヵ月くらいで「もうすでに満床になりつつあります」という所は入居した後、先程のデメリットが起こる確率が上がるかとおもいます。
これら気をつけるべき事を組み合わせて考えまとめると
新設老人ホームを検討する際は、新しい老人ホームの経験があって、無茶なスピード感で入居者さんを入れていなければ、選ぶメリットの方が圧倒的に多いとおもいます。
今、探している方も今後探す方もぜひ参考にしていただければ幸いです。
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今回は以上となります。
今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!!
【徹底解説!】新しい老人ホーム入るべきか避けるべきか - YouTube
今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。
また、当社では「まごころサポート」という高齢者様向けのお手伝いサービスも行っております。老人ホームに入らず、自宅でまだまだ頑張りたい!という方も安心できる老人ホームに入りたいという方も、老後にまつわるお悩み事は「老後のあんしん札幌相談室」にてご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。
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