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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

スタッフブログ

介護保険サービスについて

2024/04/18

こんにちは。老後のあんしん札幌相談室です。

自宅でも施設でも介護を受けながら生活する方にとっては必須で、より良い介護保険サービスを利用して頂きたいため、介護保険サービスについてご説明致します。

初めて介護保険サービスを利用する時には、要介護認定を受けなければいけません。

介護保険制度については以前ブログでご説明しているため遡ってご覧頂ければと思います。

要介護認定の流れについてこちらをご覧ください。



要介護認定を受けるためにはまず市区町村の窓口に行って書類を書く必要があります。

市役所や区役所の中にある介護保険課が窓口になりますが、いろいろ手伝ってもらいたいという方はお住まいの地域包括支援センターにご相談してみましょう。

いずれかで書類を提出した後で、主治医の先生から意見書を頂く動きをしながら、役所の方が訪問調査に来てくれていろいろな質問をしてくれます。

それらをもとに機械による一次判定があり、おおよその方向性が決まります。

その上で、二次判定は人による判定を受けて、要支援や要介護という結果が出ます。

期間としては一カ月くらいかかるのが一般的です。

要介護認定を受けると対象の方が要支援1~要介護5までのいずれかの認定が付きます。

要支援1が一番軽くて次いで要支援2,介護1,介護2と介護5まで数が大きくなるにつれて、お手伝いが多く必要と見なされることになります。それぞれに限度額も設定されています。

こちらをご覧ください。



要介護の段階別の支給限度額というのが決められていて、そのサービスを利用した中の1割~3割の負担で利用者さんはサービスを受けられます。

他の9割~7割は市区町村が事業者にお支払いしてくれます。

例えば、ヘルパーさんに来てもらいお手伝いを1回してもらうと、本来は2000円前後の費用がかかる場合1割負担の方ですと1回200円前後でサービスを受けられるようになります。

介護保険制度というのは、本来多大な利用料がかかる介護保険サービス費用の負担を大きく軽減させてくれるものですが、どんな介護保険サービスをどのくらい使っていくかというのが重要になります。そのためケアマネジャーさんという専門家がご本人様のご希望に沿ってプランを組み立てていくのですが、意思決定はご本人様やご家族様がしなければいけません。意思決定するためには介護保険のサービスを知っておかないといけません。介護保険サービスはたくさんありますが、よく利用されやすく、まずは利用を検討すべきものを5つまとめました。簡潔にご説明致します。

 

訪問介護  

訪問ヘルパーさんが自宅に来てくれて、食事や排泄、入浴などの身体介護や掃除、洗濯、買い物などの生活の援助をしてくれるサービスを行います。

利用する時間によって料金も変わりますが、20分ほどお手伝いしてもらうと1割負担の方は1回165円程でサービスを受けられます。

ご高齢になりますと掃除が大変になったり、お風呂が一人で入れなくなったりすることがまず困りごととして最初に上がりやすいと思います。

訪問介護は在宅で介護を受けながら生活する人にとっては、最初に検討するべきサービスとなります。

しかし、出来ない事もあります。それは直接ご利用者様の援助ではないことです。

例えばご利用者様の家族のための家事などは出来ないことになります。

また、草むしりやペットのお世話など日常生活の範囲を超えるようなサービスについてもできないこととされております。

身体的な介護がまだ必要ではない方もお掃除などでご利用されている方がとても多いです。

 

訪問看護 

看護師さんがご自宅に訪問してくれるサービスです。

バイタルチェックをしてくれたり、病気などの経過を観察して悪化を防止してくれたり、お医者様と連携をとってもらったり、健康に関するアドバイスをしてくれたりと安心なサービスを提供してくれます。

専門的な医療サービスを介護保険サービスで利用できるのはとても良いことですが、利用料が訪問介護に比べると高く、1回30分未満1割負担でも500円近く費用がかかります。ですが、とても安心できるので週1回や2週1回などで訪問看護サービスを入れている方が多いです。

 

訪問リハビリ 

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などのリハビリの専門家の方がご利用者様のご自宅に訪問して、心身機能の維持回復や日常生活の自立に向けたリハビリをしれくれるサービスです。

機能訓練をしてくれたり、普段行う生活動作の訓練をしてくれたり、拘縮(こうしゅく)予防のためにマッサージをしてくれます。

〈拘縮は、ケガや病気などで関節を動かす機会が減少した時に、関節が硬くなりその結果関節の動きが制限された状態のことです。拘縮を起こすと、手足の関節を動かすときに痛みが出てご本人が辛い思いをするとともに介護を行いづらくなるため、介護側の負担も増えます。〉

ご高齢になりますと、体も動かしづらくなりますし、外に出る機会も減ってしまうので機能の維持が難しくなることもありますが、リハビリの方が来てくれたら、体の維持もできるようになります。

 

これらの訪問サービスは目的がそれぞれ違うので、必要なサービスをケアマネジャーさんが組んでくれるので、使えるサービスはしっかり使っていきましょう。

例えば、ヘルパーさんが週2~3回お風呂のお手伝いとお部屋の掃除で来てくれて、看護師さんが週1回体調チェックをしてくれて、訪問リハビリさんが週1回リハビリしてくれるとすると、週5日間程1回2,30分ほどご本人様の様子を見てくれるので安否確認も兼ねることができるので、とてもあんしんできます。

 

デイサービス 

通うサービスになり、日中様々な活動を行う事業所になっています。

食事や入浴、他の利用者様との交流などができるのですが、面白いのがデイサービスによって力を入れている部分が違うところです。

例えば、リハビリに特化しているところや温泉など入浴に力を入れているところ、お食事に力を入れている所など、ご本人様が興味のある日中活動されているところを選ぶことができます。

雰囲気なども事業所により全然違いますので、色々体験されて利用を開始していきましょう!

 

福祉用具レンタル 

心身の状況・希望・生活環境を踏まえて適切な福祉用具を選ぶための援助や取り付け、調整などを行ってくれるサービスです。

レンタルできるものは多岐に渡ります。例えば、歩行器や車椅子、介護ベッドなど非常に高価なものもレンタルすることができます。

これらの福祉用具は本来では月数千円~数万円かかるものですが、それらを1割~3割でレンタルすることができるので、月数百円~数千円でレンタルすることができます。

 

以上5つが在宅介護を支えるためにまず利用を検討した方が良い介護保険サービスです。

介護保険サービスを自宅にいるときに早いうちから利用することは、在宅生活を長く送る上で必要不可欠になります。 まだ利用していない方はぜひご検討ください!

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今回は以上となります。

今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!

【どれだけ知ってる!?】老後も自宅で暮らすために知っておくべき介護保険サービス - YouTube

今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。

また、当社では「まごころサポート」という高齢者様向けのお手伝いサービスも行っております。老人ホームに入らず、自宅でまだまだ頑張りたい!という方も安心できる老人ホームに入りたいという方も、老後にまつわるお悩み事は「老後のあんしん札幌相談室」にてご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。

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