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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

スタッフブログ

老人ホームに入らず、自宅で長く暮らす方法

2023/08/10

皆さんこんにちは。老後のあんしん札幌相談室です!

今日は「老人ホームに入らず、自宅で長く暮らす方法」についてご説明していきます。

老後のあんしん札幌相談室は老人ホームをご紹介するお仕事ですが

中には在宅向けの介護サービスをフル活用したらもっともっと自宅で頑張れると思うことも多いので、本日はもっと自宅で頑張るために必要不可欠な具体的な方法を2つ厳選してお話をしていきます。

具体的な2つの方法、2つの切り札として本日は小規模多機能型居宅介護老人保健施設、通称老健を挙げさせていただきます。



この2つは自宅での生活の限界点を引き上げるための切り札になるため、このサービスを利用して自宅が厳しくなってきたら、老人ホームを検討して良いと思います。

まずは、小規模多機能型居宅介護についてお話をしていきます。

以前老後のあんしん札幌相談室で行っているYouTube「老後のあんしんアカデミー」で小規模多機能型居宅介護を運営されている会社の社長をお招きして、こちらのお話を詳しく解説しておりますので、そちらの動画も合わせてご覧ください!

【在宅介護の最終兵器!!】看護小規模多機能の魅力とは!?(前編) - YouTube

それでは小規模多機能型居宅介護の概要をご説明させていただきます。



 

 

 

パッと見た感じ一軒家みたいな形が多いのですが、こちらの事業所の中はデイサービスみたいな空間です。

このデイサービスに通ったり、その職員さんが訪問介護として自宅に来てくれたり、時にはショートステイとして宿泊させてもらったりと、一つの事業所で複数のサービスを受ける事ができるのが小規模多機能型居宅介護事業所ります。名前通りのサービスを受けられるのが小規模多機能型居宅介護の良いところなのですが、メリットとデメリットがあるためお伝えします。

《メリット》

・月額の料金が介護度によって決められていて、たくさんサービスを使う方でも安心です。例えば携帯電話のパケット定額みたいなイメージで、必要なサービスであれば介護サービスが使い放題になっています。

1つの事業所の職員さんがデイサービス、訪問介護、ショートステイの対応をしてくださるので同じ職員さんによる包括的なケアが受けられるのも魅力の1つです。

《デメリット》

他の介護サービスがあまり使えなくなります。

デイサービスや訪問介護を掛け持つ事ができなかったりするので、サービスが合わないと丸々切り替えなければいけなくなります。

また、その事業所によって訪問介護、通い、泊まりを満遍なく希望通り受けられる小規模多機能型居宅介護はあまりないので、何に力を入れている事業所かを見極めなければいけません。

長く連泊できるショートステイに力を入れているところもあれば訪問介護を一日何回も行けるように訪問介護に力を入れているところなど様々あるので事業所を選ぶときにしっかり事業所に相談してみましょう。



小規模多機能型居宅介護事業所を利用し、少しでも長く自宅生活を送るための活用方法を紹介させていただきます。

・毎日のように訪問してもらい、週に数日デイサービスに通わせてもらい、週に数回お泊まりをさせてもらい、なるべく一人でいる時間を少なくし、職員さんに見守ってもらいましょう!

例えばご家族様と同居されている場合ですとご家族様がお仕事の時間はデイサービスに通ってもらい、通えないときは訪問してもらい在宅介護を支えてもらう事が可能になります。

・週に2日くらい泊まってもらえればご家族様も気の休まる時間を確保できますので、そういった利用の仕方も可能です。

ご本人様の自宅で暮らしたいという希望を叶えつつ、ご家族様の介護疲れを少しでも緩和できる在宅介護の切り札として利用を検討してみましょう。



続いて、老人保健施設、これからは老健と略してお話していきます。

こちらも詳細は以前YouTube「老後あんしんアカデミー」でご説明しているのでよければこちらもご覧ください!

リハビリに集中するなら老健がおすすめ!介護老人保健施設をプロが解説! - YouTube

それでは老健の概要をご説明させていただきます。



老健はリハビリ施設という位置付けの施設になっておりまして入所して数ヶ月間リハビリをして自宅に戻るか、場合によっては老人ホームに入居するかを見極めるような施設になります。

イメージで言うと病院と自宅の間にあるような中間施設のような位置づけになります。こちらもメリットデメリットをご説明していきます。

《メリット》

3ヶ月間希望があれば週に3回以上リハビリを受ける事ができます。

・先ほどの図の赤枠で囲っていた部分ですが、自宅と老健を行ったり来たりする事ができます。この利用の仕方は実はあまり広く知られていない利用の仕方で、これをうまく使えればグッと在宅生活の限界点を引き上げられるので、後ほど詳しくお話をさせていただきます。

《デメリット》

・前提として中間施設の位置付けなのでずっと入居できる施設ではありません。

・長く入れない施設で数ヶ月後には自宅か老人ホームに戻らなければいけない為、環境の変化が前提となってしまいます。

認知症の方にとっては環境の変化は大敵なので、リスクとして覚えておきましょう!



老健さんを利用して自宅での生活を最大限引き伸ばす方法をご説明していきます!

3ヶ月老健に入所して1〜3ヶ月自宅に戻って、また3ヶ月入所してといった形で、自宅の期間と老健の期間とを1年の中で流れを作るというやり方です。

しばらくはこのような形で暮らしながらメリハリをつけて生活をしてもらい、1年の中でご家族様が在宅介護を支える期間と、プロにお任せして気持ちを楽にしてもらう期間とを作っていきましょう。

また、その中で専門職の方が日常生活のリハビリや認知症のリハビリなどをしてくださるのですが、その結果自宅がもうそろそろ厳しくなってきたらそのタイミングで老人ホームを検討する事ができますので、焦らず探す事が可能です。



老健さんに入所するメリットがあまりないと思う方のほとんどがこの利用の方法をご存じないと思いましたので、ぜひご活用してもらえたらと思います。

 

本日は自宅で少しでも長く暮らすための具体的な方法として

2つの切り札である小規模多機能型居宅介護と老健についてご説明させていただきました。

これらを利用していただければ自宅での生活の限界点がグッと引き上がると思いますので、今大変な思いをされているご家族様はぜひご利用をご検討していただければと思います。

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

今回は以上となります。

今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!!

老人ホームいらず?! 老後も長く自宅で暮らす方法 - YouTube

今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。

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