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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

スタッフブログ

高齢者独居世帯の危険なことと対策

2024/02/22

こんにちは! 老後のあんしん札幌相談室です。

ご高齢の方で単独世帯、いわゆる「独居」と呼ばれる方がどのくらい、いらっしゃるかご存知でしょうか?

65歳以上の方の15%以上の方がお一人で暮らしているそうで、年々増加傾向にあるようです。

また、65歳以上と一括りのお話しですが、さらにお年を重ねるともっと独居世帯が増えていきますので、親御様への心配はつきないかと思います。

実際に当相談室にも「親御さんが独居生活を送っていて、色々と危険で心配なので老人ホームを検討したい」というお問合せが増えています。

今回は独居生活のどういう部分が危険で心配になるのか、実際のお問合せで頂く内容に基づいて「これが危険!」というのも併せて「高齢者独居世帯の危険なことと対策について」ご説明していきますので、最後までご覧頂き、ご参考にしていただければ幸いです。

 

〈最近寄せられる危険や心配事5選!!〉

① 物忘れなどいわゆる「ボケる」です。 

お一人での生活が続くと認知症が進行しやすいと言われています。

ご家族様が親御様のご自宅へ行くたびに物忘れが多くなっていたり、ゴミが散らばっていたり、生活できているのだろうかと心配になる部分が年々増えてきていたり、薬の飲み忘れの形跡や、ものを焦がした跡など見た日には心配でたまらなくなるかと思います。

お年を重ねると物忘れが出てくるのはある意味自然の現象かと思いますが、それにより生活できなくなって衰弱してしまうことや、火事や窃盗などの事件を起こしてしまうと、他の方にご迷惑をかけてしまうなど、認知症がきっかけでの周辺症状に危険が潜んでおります。

②「熱中症」です。

ご高齢になられると体温調整をする機能が低下しやすいため、体に熱が溜まりやすいです。そしてトイレも近くなるのを恐れて、水分もあまり取ろうとしないことも相まって熱中症のリスクが高まります。

水分を取らないので汗が出ず、体に熱がこもってしまうので、脱水症状も起こしやすいです。

連日30度を超えるような時期ですと、とても危険です。

 

③「何かあっても発見されない」です。

ご高齢になられるとお一人での時間が多くなります。ご近所付き合いなどがあり毎日誰かと会っている方であれば良いのですが、そういう方は多くはありません。

ご相談頂いた中には、動けず2日間倒れたままの状態をたまたま行ったご家族様が発見したり、新聞受けに新聞が数日溜まっていたのを不審に思った新聞屋さんが倒れているのを発見してくれたり、いずれも命に別状はありませんでしたが、その後無事に老人ホームへ入居されました。

ご高齢の方が数日でも倒れている状態が続くと体の状態が一気に衰えてしまいます。

たらればになりますが、それがなければまだまだご自宅での生活ができた方ばかりなので、発見されず数日倒れている恐怖とリスクというのはとても大きいかと思います。

④「無気力」です。

ご高齢になられると「老人性うつ」や引きこもりのリスクが上がるというお話しを聞いたことがあるかもしれません。 以外なところで無気力になる落とし穴があります。

意外な例で言うと「歯」です。

歯が少なくなってしまうと、人前で話したり笑ったりした時に、歯がないと思われるのが嫌だと思われる方も多く、これが原因で外に出るのが嫌になる方は結構いらっしゃいます。

何がきっかけで何が落とし穴になるかは人によって違うと思いますが、無気力状態が長く続くと認知症が進行してしまったり、うつ症状が出てしまったりするとその人らしい生活の妨げになってしまうので、こういったリスクになりうるものは排除していきたいですね。

⑤「好きなことができなくなってしまった」です。

④の無気力にも似ているのですが、特に身体機能面の低下と認知機能面の低下から興味関心が薄れてしまったり、今まで出来ていたことが、出来なくなることによって諦めることがどうしても多くなってしまいます。

諦めることが続くと、自信もなくなってしまい何もやりたくなくなってしまいます。

そしてそれが普通になってしまいます。

何もやらなくなってしまうと、今までお伝えした心配事のリスクが全部上がってしまいます。

 

以上5つのご高齢の方の独居生活における危険や心配事を最近寄せられている相談を元にお伝えさせていただきました。

大事なことはこれらをどう解消するかいう部分です。

シンプルかつ明快です。こういった危険を極力回避するためには「ケアマネジャーさん」に早いうちから依頼し、相談してみましょう。

ヘルパーさんや看護師さん、介護保険外のサービスでも良いのですが、介入してもらう人をなるべく多くして、人との接点をなるべく多く持ってもらうことが必要です。

これに関しては、なってからだと後手後手になってしまうので、少し物忘れが出てきたり、ご本人様の行動量が少なくなってきたというタイミングでケアマネジャーさんを依頼してください。

流れとしては、少し物忘れが出てきたなというタイミングで地域包括支援センターへ電話や訪問をして、相談してみて下さい。

そうすると相談内容に応じて介護保険の申請など様々なサポートをしてもらえるので、とてもあんしんかと思います。

 

1人で考え込まないように専門家に早いうちから頼っていきましょう! 

例えば、ケアマネジャーさんが付いてくれて、ヘルパーさんや看護師さん、デイサービスを利用などしていくと、少なくても週に3回~4回の人との接点になり得ます。 

この時に水分補給の声かけや日常会話などで熱中症や認知症予防の効果が期待できます。

そしてデイサービスもリハビリ特化のデイサービスであれば、少しずつ自信が持てるようになって、今まで諦めていたことがまたやりたいとなれば、無気力状態から脱することができるかもしれません。

何よりこの多くの方のいろいろなアプローチによって何か異変があれば、ケアマネジャーさんに報告として入ったりするので、いろいろなことを未然に予防できたりします。

それでも四六時中人の目があるわけではないので、常に人の目が必要であれば老人ホームを検討していただければと思います。

 

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今回は以上となります。

今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!

【高齢者の一人暮らし☢危険を回避する方法】 (youtube.com)

今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。

また、当社では「まごころサポート」という高齢者様向けのお手伝いサービスも行っております。老人ホームに入らず、自宅でまだまだ頑張りたい!という方も安心できる老人ホームに入りたいという方も、老後にまつわるお悩み事は「老後のあんしん札幌相談室」にてご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。

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