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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

スタッフブログ

訪問介護と訪問看護の違いが知りたい!

2018/02/20

こんにちは!老後のあんしん札幌相談室の小田です!今回は訪問介護と訪問看護の違いについて解説していきます。

グループホームとは認知症を抱える高齢者が5~9人、建物によっては最高20人が共同で暮らす介護福祉施設です。認知症の知識を持つスタッフがグループホームに常駐して介護や自立支援を行います。

認知症という病気を患っているにもかかわらず原則的に医療ケアはおこなっていません。軽度の認知症の場合はあまり医療面のケアは必要なく、病気の進行を抑制するために共同生活を前面に押し出した形になっているからでしょうか。ですがやはり医療ケアは必要という事で訪問看護をとりいれるグループホームも出てきました。

自宅に高齢者の方がいるとよく耳にするのは「訪問介護」ですね、訪問看護というのはあまり聞きません。それでは「訪問介護」と「訪問看護」の違いは何でしょうか。

両方とも「訪問」つまり家へ訪れるのには変わりはありませんが、介護というのはホームヘルパーと呼ばれる訪問介護員がする仕事です。ホームヘルパーには国家資格の介護福祉士や各種の研修を修了したものが持てる専門資格です。

訪問介護の仕事内容は、グループホームの居住者の食事・入浴・排泄などの身体介助および買い物や調理・掃除・洗濯といった生活の援助、サービス事務所によってはグループホームの居住者が通院のための送迎をおこなう事もあります。訪問介護は、介護保険のケアプランに基づいてサービス提供されます。

訪問看護をする人は、看護師や准看護師はもちろんのことリハビリサービスの理学療法士や作業療法士や言語療法士、ほかにも必要があれば保健婦や助産婦が携わる仕事です。

訪問看護の仕事内容は利用者の食事・入浴・排泄などの身体介助はもちろんのことですが医療処置がおこなえるのがポイントです。例えば傷の消毒、床ずれの措置、胃ろう・点滴・人工呼吸器の管理などです。理学療法士や作業療法士や言語療法士にはリハビリサービスが受けられます。

近年では外来診療のほかに、訪問診療や通所リハビリテーションのサービスをおこなうクリニックも登場しています。以前は訪問といったら主治医が往診に出掛けるぐらいしかイメージがなかったのですが、近頃は看護師が常駐している事の少ないグループホームと医療連携をしているクリニックが多くなってきました。

服薬管理をするにも、夜間や休日など救急車を呼ぶしか手立てがなかった今までに比べると、看護師などがいてくれるようになってグループホームも心強いですね。

厚生労働省では、今後は認知症高齢者だけでなく障害者も増えてきたということで認知症グループホームとケアホームを一元化しようという動きが出てきたようです。ますます介護だけでなく看護も求められる時代になってきたわけです。それだけグループホームが社会から求められているという証しでしょう。

今回は以上になります。
老人ホーム・介護施設選びでお困りでしたら老後のあんしん札幌相談室までお気軽にご連絡ください。
(0120-652-118)
老後のあんしん札幌相談室 小田
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