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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

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介護老人保健施設の入居費用が知りたい!

2017/08/07

こんにちは!老後のあんしん札幌相談室の小田です!今回は介護老人保健施設の入居費用について解説していきます。

介護老人保健施設とは、主に医療ケアや回復期のリハビリなどが受けられる要介護の高齢者を受け入れる介護施設です。伝染病などの疾患、長期入院を必要としないという条件も必要になります。
ほかにも特定疾病に認定された場合は65歳未満でも基準を満たしていると見なされ入居できる場合もあるのが他の介護施設との違いです。

介護老人保健施設のサービスは主に3つ、施設サービス、ショートステイ、通所リハビリです。

介護老人保健施設のサービスは在宅復帰が最終目的になるため三カ月ごとに入居継続の判定がおこなわれ、退去可能と判定が下されたら退去しなければならないのが、他の介護施設と違っています。
平均すると1年弱の入居日数という方が多いようです。

費用の面としては、入居一時金はないなどの利用料金は低く抑えられ、医療処置や機能訓練などが充実している介護施設形態です。世帯収入や課税状況などによって月額利用料は多床室の場合は10万円弱、
10人程度のユニット個室は13万円程度(従来型個室や多床型に近いユニット型準個室などもあるが全体の一割程)そのほかに医療費が必要になります。他の介護施設と比べると安価に設定されています。

介護老人保健施設内は食堂、リビング、トイレ、浴室、機能訓練室、診療室、居室などで施設のほとんどが共同の設備となっている介護施設です。入居者同士のコミュニケーションの場となるレクリエーションは
あまりない代わりに、個室ではなくほとんどが多床室なので、起床や就寝のときなどリハビリ以外の時間を活用して入居者同士の情報交換の場を持つようになります。

ショートステイは介護老人保健施設の入居サービスと同じで期間が短いものですが、例えば病院から退院直後で医療依存度の高い時期は心強い存在と言えるでしょう。

利用者宅から介護老人保健施設まで送迎のサービスもあります。車で自宅まで迎えに来て介護老人保健施設に到着。通所リハビリを行い食事を摂り、入浴や介護プログラムを施しますので、病院から退院直後の
回復リハビリにも使える介護施設の形態になります。

リハビリの専門スタッフとして理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの人員配置が義務づけられているのは介護施設の中でも介護老人保健施設ならではの特徴です。

2006年から介護老人保健施設では、認知症の短期集中リハビリテーションプログラムを始めました。認知症軽度患者が対象だったこのプログラムは中度・重症度の患者にも受けることができるようになり、
認知症の行動や心理症状BPSDの改善に向けたリハビリは一歩一歩前進しているようです。

介護老人保健施設という介護施設を探す場合は「病院や診療所などが母体になっている」「利用人数が多い」「在宅復帰率が50%以上」「待機人数が多い」「医療機関と24時間連携が取れる」などの点を
注意して探すのがポイントとなります。

今回は以上になります。
老人ホーム・介護施設選びでお困りでしたら老後のあんしん札幌相談室までお気軽にご連絡ください。
(0120-652-118)
老後のあんしん札幌相談室 小田
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