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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

スタッフブログ

介護タクシーは普通のタクシーと何が違うのですか?

2018/02/05

こんにちは!老後のあんしん札幌相談室の小田です!今回は介護タクシーについて解説していきます。

タクシーの運転手さんの中でホームヘルパー2級の資格をお持ちで、タクシーの車内に車いすごと乗り込めるように改造されているタクシーに乗っている方は「介護タクシー」として乗客を送迎します。例えば乗客の自宅へ迎えに行き介護施設まで送り、また自宅に帰ると車から自宅のベッドまで送ったりというサービスをおこなっています。

ほかにも福祉タクシーというものがありますが、こちらは福祉車両になっているタクシーというだけで資格などは必要ありません。もちろん資格がないので乗客を移乗するサービスはありません。

介護タクシーはまだ新しいシステムということで台数が限られている事から事前の予約が必要です。介護が必要な方、歩行困難な方、障害をお持ちの方、高齢者の方、障害者の方、あるいは単独でバスや電車など交通機関に乗るのが難しい方のために、そして介護施設などへ定期的に行くために便利なタクシー-です。

介護タクシーに乗車できる方は要介護の認定を受けた方そして介護の方です。要支援の方は介護保険料を払っていても利用できません。自費タクシーは介護認定を受けているか否かにかかわらず体が不自由な方が利用できます。

介助サービスはタクシーの昇降作業、車いすやストレッチャーの移乗や段差介助、介護施設内の階段利用、2人体制の介助です。ほかにも備品として車いすやストレッチャー、酸素設備、吸引器設備を用意しているので、介護施設に置き忘れてしまったなどで使う必要があれば問い合わせのときに合わせて申し伝えてください。

また介護タクシーの料金計算には介護保険を使う場合と使わない場合があります。介護保険を使う介護タクシーの場合は、例えば介護施設まで行きたいとき一般タクシーの約5割の料金で目的地まで運んでくれるのに対して、介護保険を使わない自費で支払うタクシーは一般タクシーより若干高めの料金に設定されています。

とはいっても介護保険を使う介護タクシーは、例えば送迎は病院とか介護施設とかに限るという制約があるのに対して、自費タクシーは友達のおうちに遊びに行くとか親戚の結婚式などという場合にも利用することができます。もちろん介護施設への送迎もできます。用途や目的に応じてどちらのタクシー選ぶなどして賢く使いたいものですね。

介護タクシーは病院や介護施設への通院日などに利用されるため事前に予約を入れている方が多いので、外出日の2~3日前という場合では予約が埋まっている可能性があります。予約は電話でもファックスでも受け付けていますし、3カ月前からでも受け付けていますので、例えば週に一度介護施設へ行く予定が半年先まであるといった場合も、その旨を伝えていただければ予約を取ることができます。予定が決まったら早めに問い合わせてみましょう。

予約をする際には利用者の氏名や利用日時のほかに乗車場所の住所や電話番号、目的地(介護施設など)の住所電話番号、付き添い人数、車いすやストレッチャーの有無を合わせて伝えてください。人数によって普通車あるいは大型車のキャラバン、ハイエースタイプで送迎するか決まります。

今回は以上になります。
老人ホーム・介護施設選びでお困りでしたら老後のあんしん札幌相談室までお気軽にご連絡ください。
(0120-652-118)
老後のあんしん札幌相談室 小田
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