スタッフブログ
老人ホーム入居検討時期のタイミングと気持ちの整理の仕方
2023/03/30
こんにちは! 老後のあんしん札幌相談室です!
今回は〈ご両親・ご親族の終の住まいの見つけ方シリーズ〉
『老人ホームへ入居を検討するタイミングと気持ちの整理の仕方』
について解説していきます。
大切な親御さん、ご親族の方の住まいを探すとき、いろんな葛藤や正しい事なのか悩むと思います。
全てはこの悩みと葛藤から始まると思いますが、こんな考え方があります。ということをお伝えしたいと思います。
いつ入居すべきなのか、そしてどういった気持ちの整理をしたらいいのかの参考にしていただけると嬉しいです。

今回の〈目次〉になります。
1.入居を検討するタイミング
2.なぜ葛藤するのか
3.なぜ入居するのか
1.入居を検討するタイミング
入居を検討するタイミングは
➡ご本人及びご親族の精神衛生を脅かす危険があるとき
ご本人又はご家族どちらかが大変で限界になる手前が検討するタイミングになるとかと思います。
入居を検討するきっかけは大きく言うと2つになります。
①身体機能面の低下
・転倒リスクが高くなる
・階段などの段差が登れない
・長距離歩行ができない
骨折したり、運動不足になったりとご高齢になるとまず身体機能が若いころと変わりますよね。
身体機能面が低下するとこのような不安ごとが増えていきます。
転倒リスクが高まったり、階段が登れなくなったり、長距離歩行できなくなったり・・・
生活の質のことをQOLというのですが、身体機能面が低下することにより、このQOLが低下してしまうことが一番怖いことだと思います。
②認知機能面の低下
・火の不始末
・自宅に戻れない
・暴言・妄想
こちらは結構イメージしやすいかと思いますし、ご高齢のご親族が身近にいらっしゃる方は経験ある方も多いかと思います。
火の不始末や自宅に戻れない、または近しい人に暴言があったりとそれ自体が不安というよりは、その症状によって他人に迷惑がかかってしまうと考えてしまいますよね・・・。
これら身体機能面、認知機能面の低下自体は仕方ないことですが、それによって引き起こる生活の質の低下こそが、怖いことだと思います。
例えば・・
・転倒して骨折する➡また転倒が怖くなってしまうのと自信がなくなってしまい、あまり外出しなくなってしまう=他者交流が減ってしまいます。
・火の不始末は火事になってしまうとそもそもおおごとです。
・自宅に帰れなくなる=事故に巻き込まれる可能性があります。
・暴言や妄想は警察に通報が入り、他者トラブルの原因になってしまいます。
不安・心配・人間関係が希薄になるなど、QOL(生活の質)が低下することにより、ご本人・親族ともに精神衛生の悪影響に間違いなく繋がってしまっているのは、入居を検討するべきタイミングと言っていいかと思います。
ですが、ほとんどの方は答えは出ているのに葛藤します。
2.なぜ葛藤するのか
大きく分けると3つになるかと思います。
①本人が自宅での生活を強く望んでいる
②金銭面の負担が大きい
③家族が見なければいけないという固定観念
➡時代が変わりました!
昔は親御さんに何人ものお子さんがいらっしゃる家庭が多かったと思いますが、今は少子高齢化が進んでいるのと医療と介護の技術が格段に上がり、ご高齢者の寿命もかなり伸びているため、簡単に在宅生活を支えるのが難しい時代になっています。
この固定観念に縛られてしまっている方はとても多くいらっしゃいます。
気を楽にしてください。時代はかわっています。
3.なぜ入居するのか
【その人らしい生活を送るため】
その人=ご本人・ご親族
仕方なく入居するところ と考えない!
どうしても段差の多い自宅や見守りのないご高齢の方の生活ですと
どうしてもその人らしい生活を送るのに限界が来てしまうことが多いです。
また、それを叶えようとご親族が努力をするのはいいですけど、それもまた、限界があります。
限界を超えてしまうと引き際もわからなくなってしまいます。
限界が来る前に、もう少し楽に考えてみてもいいと思います。
老人ホームは仕方なく入居させるところという時代も終わってます。
今はむしろ進んで入居される方も年々多くなってます!
♦今回伝えたかったこと♦
・自宅で最後まで生活できるのが一番いい
・自宅にこだわりすぎてしまうと一番大事なことを見失ってしまう
・老人ホームに入居するときはもっといい生活ができるようなところを探しましょう!
一番大事なことは「その人らしい生活」を送ることです。
☆最後に一言☆
あくまでも目的は「その人らしい生活を送ること」なんです。
自宅はそのための手段の一つです。
老人ホーム入居もまたその為の手段の一つです。
熱心で親御様思いの方であればあるほど、老人ホーム入居は後ろ髪を引かれる思いをされていると現場で強く感じており、今回はそんな方々の背中を少しでも押せたらなと思います。
ご両親・ご親族の終の住まいの見つけ方シリーズということで今回は一番最初に誰しも通る気持ちの整理の付け方についてお話をさせていただきました。また段階的にお話をしていきます。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今回は以上となります。
今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!!
老人ホームはいつ入居するべき? 検討するタイミングと気持ちの整え方 - YouTube
今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。
老後にまつわるお悩み事は「老後のあんしん札幌相談室」にてご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。
フリーダイヤル
0120-652-118
(ろうごにいいわ)
今回は〈ご両親・ご親族の終の住まいの見つけ方シリーズ〉
『老人ホームへ入居を検討するタイミングと気持ちの整理の仕方』
について解説していきます。
大切な親御さん、ご親族の方の住まいを探すとき、いろんな葛藤や正しい事なのか悩むと思います。
全てはこの悩みと葛藤から始まると思いますが、こんな考え方があります。ということをお伝えしたいと思います。
いつ入居すべきなのか、そしてどういった気持ちの整理をしたらいいのかの参考にしていただけると嬉しいです。

今回の〈目次〉になります。
1.入居を検討するタイミング
2.なぜ葛藤するのか
3.なぜ入居するのか
1.入居を検討するタイミング
入居を検討するタイミングは
➡ご本人及びご親族の精神衛生を脅かす危険があるとき
ご本人又はご家族どちらかが大変で限界になる手前が検討するタイミングになるとかと思います。
入居を検討するきっかけは大きく言うと2つになります。
①身体機能面の低下
・転倒リスクが高くなる
・階段などの段差が登れない
・長距離歩行ができない
骨折したり、運動不足になったりとご高齢になるとまず身体機能が若いころと変わりますよね。
身体機能面が低下するとこのような不安ごとが増えていきます。
転倒リスクが高まったり、階段が登れなくなったり、長距離歩行できなくなったり・・・
生活の質のことをQOLというのですが、身体機能面が低下することにより、このQOLが低下してしまうことが一番怖いことだと思います。
②認知機能面の低下
・火の不始末
・自宅に戻れない
・暴言・妄想
こちらは結構イメージしやすいかと思いますし、ご高齢のご親族が身近にいらっしゃる方は経験ある方も多いかと思います。
火の不始末や自宅に戻れない、または近しい人に暴言があったりとそれ自体が不安というよりは、その症状によって他人に迷惑がかかってしまうと考えてしまいますよね・・・。
これら身体機能面、認知機能面の低下自体は仕方ないことですが、それによって引き起こる生活の質の低下こそが、怖いことだと思います。
例えば・・
・転倒して骨折する➡また転倒が怖くなってしまうのと自信がなくなってしまい、あまり外出しなくなってしまう=他者交流が減ってしまいます。
・火の不始末は火事になってしまうとそもそもおおごとです。
・自宅に帰れなくなる=事故に巻き込まれる可能性があります。
・暴言や妄想は警察に通報が入り、他者トラブルの原因になってしまいます。
不安・心配・人間関係が希薄になるなど、QOL(生活の質)が低下することにより、ご本人・親族ともに精神衛生の悪影響に間違いなく繋がってしまっているのは、入居を検討するべきタイミングと言っていいかと思います。
ですが、ほとんどの方は答えは出ているのに葛藤します。
2.なぜ葛藤するのか
大きく分けると3つになるかと思います。
①本人が自宅での生活を強く望んでいる
②金銭面の負担が大きい
③家族が見なければいけないという固定観念
➡時代が変わりました!
昔は親御さんに何人ものお子さんがいらっしゃる家庭が多かったと思いますが、今は少子高齢化が進んでいるのと医療と介護の技術が格段に上がり、ご高齢者の寿命もかなり伸びているため、簡単に在宅生活を支えるのが難しい時代になっています。
この固定観念に縛られてしまっている方はとても多くいらっしゃいます。
気を楽にしてください。時代はかわっています。
3.なぜ入居するのか
【その人らしい生活を送るため】
その人=ご本人・ご親族
仕方なく入居するところ と考えない!
どうしても段差の多い自宅や見守りのないご高齢の方の生活ですと
どうしてもその人らしい生活を送るのに限界が来てしまうことが多いです。
また、それを叶えようとご親族が努力をするのはいいですけど、それもまた、限界があります。
限界を超えてしまうと引き際もわからなくなってしまいます。
限界が来る前に、もう少し楽に考えてみてもいいと思います。
老人ホームは仕方なく入居させるところという時代も終わってます。
今はむしろ進んで入居される方も年々多くなってます!
♦今回伝えたかったこと♦
・自宅で最後まで生活できるのが一番いい
・自宅にこだわりすぎてしまうと一番大事なことを見失ってしまう
・老人ホームに入居するときはもっといい生活ができるようなところを探しましょう!
一番大事なことは「その人らしい生活」を送ることです。
☆最後に一言☆
あくまでも目的は「その人らしい生活を送ること」なんです。
自宅はそのための手段の一つです。
老人ホーム入居もまたその為の手段の一つです。
熱心で親御様思いの方であればあるほど、老人ホーム入居は後ろ髪を引かれる思いをされていると現場で強く感じており、今回はそんな方々の背中を少しでも押せたらなと思います。
ご両親・ご親族の終の住まいの見つけ方シリーズということで今回は一番最初に誰しも通る気持ちの整理の付け方についてお話をさせていただきました。また段階的にお話をしていきます。
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今回は以上となります。
今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!!
老人ホームはいつ入居するべき? 検討するタイミングと気持ちの整え方 - YouTube
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