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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

スタッフブログ

老人ホームを引っ越しすることはできますか?

2017/03/08

こんにちは!老後のあんしん札幌相談室の大野です!今回は老人ホームから老人ホームへの引っ越しについて解説していきます。

 

終の棲家に、と考えて老人ホームへ引っ越しても、見ると聞くとは大違いという事もあり得ます。また家族と会えなくなって寂しいので戻りたいと強く訴えるお年寄りの方の場合は自宅へ戻る方もいらっしゃいます。

 

それに今では老人ホームから別の老人ホームへ引っ越すことは珍しい事ではなくなってきているので手順がわかっている引っ越し業者も多くなってきました。荷物の整理をしてくれる業者もありますのでもし体調が思わしくない、手伝いの人を頼むのに時間がないなどの場合は業者にお任せするのもよいでしょう。

 

引っ越し業者を頼むときは要不要なものを分別することと不要なものを処分するのは自分でおこない、箱詰めしてもらったら内容を確認して自ら箱に品名を書くというぐらい最後まで気を抜かぬように荷造りをしましょう。

 

また他府県へ引っ越しする場合、転居先の老人ホームのある地域の引っ越し業者から選びましょう。もし現在居住している引っ越し業者に頼むとしたら往路は当然だけれども復路のガソリン代が無駄になると考えるからです。引っ越し先の業者に頼めば遠くても荷物を運んで自分の会社のある地域へ帰るだけですから、業者の方の心持ちも違ってきますし余計な心付けなど気を配る必要は少なくなるからです。

 

あるいは自立型から介護型へ住み替えたいとき、通常ならいったん退去して自宅へ戻りそれからまた老人ホームを探すという手順を踏まねばならないのですが、同じ企業グループ内にある老人ホームへの転居をするとなった場合は居住年数によって割引があったり転居費用の一部を助成する料金プランを打ち出している事業者もあるのでいくつか比較するのもいいですね。

 

ほかによくあるのは事前に特別養護老人ホームへ空き申請を出していて数年後に申請が通り転居できる場合です。家族からすれば生活費は少しでも抑えたいもの、ですが既に慣れ親しんだ老人ホームを出たくないという親御さんもいると思います。

 

そうならないために、老人ホームに入居できた幸運ともっと長く暮らすことができる他の老人ホームへも申請したので数年後に移る可能性がある事を忘れないように折りに付け伝えましょう。

 

今まで暮らした土地から離れたくないと思うのは自然なことです。これをリロケーションダメージと言いますが、老人ホームの住宅事情や介護事情などによってかなわないこともあります。そのようなときに変化を恐れるのではなく新しい暮らしに希望を見いだせるように親御さんを送り出すのも、家族しかできない大切は役割の1つです。

 

今回は以上になります。



老人ホーム・介護施設選びでお困りでしたら老後のあんしん札幌相談室までお気軽にご連絡ください。(0120-652-118)

老後のあんしん札幌相談室 大野
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