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後期高齢者の方に訪れる!悩み3選
2023/05/18
こんにちは。老後のあんしん札幌相談室です!
今回は「後期高齢者の方に訪れる悩み3選」
についてお話していきます。
ご高齢の方のお話をたくさん聞かせていただける機会があるのですが悩み事が老後と言っても75歳以上の後期高齢者の方特有のお悩みもあるなと感じておりました。
今回は後期高齢者の方が抱える悩みをお伝えするのと、それを早いうちから知っていただき、こうしたらよいのではないかということもお伝えしたいと思います。
訪れる悩みが事前に分かれば準備はできると思いますので、ご親族に後期高齢者の方がいらっしゃる方はもちろんのこと、ご自身の明るい老後に向けて参考までにみていただけると幸いです。
そして確認ですが、後期高齢者というのは一般的に75歳からをさしております。

今回の〈目次〉
1.趣味がない
2.頼れる人がいない
3.迷惑をかけたくない
1.趣味がない
こちらは男性が多いかと思います。それも今まで仕事一筋!というかた共通の悩み事かと思います。
男性の趣味は1人でやる趣味というのがあまり多くないなと思うのですが、仕事の同僚仲間とたまに会って何かするというのも後期高齢の年齢になってくると体力的にきびしくなってしまったり、疎遠になってしまったりということもあり1人でできる趣味がないという方が結構多くいらっしゃいます。
早いうちから趣味として初めておかないと、始めるのが億劫になってしまいます。
仲間内でする趣味はもちろんですが、1人でできる趣味で、それもあまり自宅から出なくてもいいような趣味を見つけていきましょう!
例えば・・散歩や、パチンコなどは外に出る体力のある方だと1人でできる趣味なのでとてもいいかと思います。
読書や手芸などは1人で部屋で、できることなので、お年を召されても継続できるものです。
カラオケはデイサービスなどに行って継続したりできるので多くのご高齢者様の趣味として根強い人気があります。
そして対人にて行うのがほとんど必須な「麻雀、囲碁、将棋」についてなのですが、こちらインターネット対戦などができるので、今は趣味として継続しやすくなった印象があります。
この数年、老人ホームへ入居される方の中でもインターネットを利用できる方はこう言った趣味を継続したいというお声も上がるようになってきました。充実した老後を送るためにもインターネットはとても素敵なツールだと思います。
そのためにしておく準備として、
「インターネットを活用できるようになっておく」です。
これはとても強くお勧めしたいです。
パソコンを使えると、今までしていた趣味を継続できることもありますし、いろんな検索をしたり、動画を見られたりなど、新たな趣味ができることだってあります。
最近ですとスマホの普及率もかなり高いので、今後に向けてはスマホも使いこなせるとさらに充実した老後を送れるのではないかと期待しております。
50代の方までは結構インターネットやパソコン、スマホに慣れている方が多いですが、60代、70代の方で強い拒否感や、苦手意識のある方はパソコン教室やスマホ教室などに行って最低限でも操作を覚えておきましょう!
それが充実した老後を送るためのキーポイントです!
2.頼れる人がいない
こちらは結構ご相談の中で多いです。ご親族の方がいらっしゃらない、もしくは遠方にいらっしゃる、など頼れる方が近くにいらっしゃらないことは非常に多かったりします。
何かあった時や手伝ってほしい時などで頼れる方がいらっしゃれば心強いことこの上なしですが、いわゆる身寄りのない方は年々増えていっていると思います。いざそういった場面になる前にしっかり頼れる人を作りましょう。
そのためにしておくべき準備として
「ケアマネージャーに早いうちから担当になってもらう」です。
65歳以上になると介護保険サービスを利用してサービスを使えるようになるのですが、まず介護申請をして要支援、要介護いずれかの認定をもらいましょう。
お住まいの地域を担当している地域包括支援センターというところがあるのですが、そこにご連絡をして介護保険の申請などを手伝ってもらえます。
流れとしては三つ押さえておきましょう
①65歳になったら地域包括支援センターに連絡
②介護保険申請したいと伝える
③担当のケアマネージャーさんについてもらう
何かあったらその担当のケアマネージャーさんを頼ることができるようになります。
今ですと65歳の方はまだまだお仕事をしている方も多くいらっしゃるので、すぐ申請はしないよという方も多数いらっしゃいます。
そう言った場合はせめてお住まいの地域の担当の地域包括支援センターはどこなのかだけでも押さえておいて、いざというときにすぐ連絡できるようにしておきましょう。
3.迷惑をかけたくない
こちらはおそらくほとんどの後期高齢者の方は思っているのではないでしょうか。残されたご親族になるべく迷惑や負担をかけたくないということで、近年では終活という概念が広く普及されてきました。
お墓はこれ、お葬式はここ、財産はこのような形で相続して、自宅はいつまでに売却して・・・。
と一言で終活と言ってもやることが莫大にあり、後期高齢者の方からしたらものすごい負担になり得ます。
そのためにしておくべき準備は
「できる限りの終活を段階的にしておく」ことと
「ご親族やご近所さんと良好な関係を築く」ことです。
終活は段階的に行うことが大事です!!
まとめてしようとすると本当に体力と気力が持ちません。
以前相談員が担当させてもらった方で、これはいい形だなと思った方がいらっしゃいました。84歳の方で米寿の年、88歳に老人ホームに入るというのを決めて、4年かけて自宅の売却、お墓のことなど終活を実行なさっておりました。結果4年かけてほとんど全て終えられて今はあんしんして楽しく生き生きと生活なさっています。
やはり要所要所でどうしてもご親族に頼らざるを得ない場面はあります。
そして「良好な関係づくり」は当たり前のことですがものすごく大事なことです。ご親族はもちろんのこと、ご近所付き合いがよければ異変があった際にご家族さんに教えてもらえたりもします。
令和の時代になり、いろいろなものが機械になったり、コンピューターになったりしていますが、人と人との良好な関係性はどの時代においても、とても大事なのだと日々通関しております。
ここまで後期高齢者の方に訪れる悩み3選のお話をさせていただきました。
1.趣味がない 2.頼れる人がいない 3.迷惑をかけたくない
この三つは75歳以上の方であれば少なくともどれか一つは抱える悩みとして
持っていらっしゃると思います。
逆にいうと、これら三つは準備によって不安がだいぶ軽減できると考えておりますので早いうちからご準備のほどよろしくお願いいたします。
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今回は以上となります。
今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!!
後期高齢者 75歳以上の方に訪れるお悩みベスト3選!! - YouTube
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