スタッフブログ
介護老人保健施設とは
2023/02/24
こんにちは! 老後のあんしん札幌相談室です。
今日は老健について解説していきます!
〈目次〉
➀老人保健施設とは
②入居要件と人員配置
③リハビリについて
④居室タイプについて
⑤メリット・デメリット
①老人保健施設(老健)とは
②入居要件と人員配置
【入居要件】
・「要介護1以上」の介護が必要な方
・ 65歳以上(原則)
※ 40歳~64歳の方で特定疾病と呼ばれる病気が元で要介護がついた方も対象になりえます。
例えば:脳梗塞、脳出血、若年性認知症など
※ 認知症の方も入所は可能です。
【人員配置基準】
・医者 常勤1人以上(100:1) 〈老健は施設長が医師〉
・看護・介護体制 3:1以上(常勤換算)
・支援相談員 1人以上
・栄養士 1人以上
・ケアマネージャー 1人以上
・理学療法士 1人以上
⇒身体機能回復のためのトレーニングや麻痺のある方の動作改善、運動療法などの物理療法を専門的に行う
・作業療法士 1人以上
⇒日常生活をスムーズに送るための動作を訓練する専門職で、入浴や着替え、排泄、掃除などの日常生活の動作を行うことが難しくなった方に、レクリエーションを交えながらサポートする
・言語聴覚士 1人以上
⇒失語症や聴覚障害、嚥下障害など言葉によるコミュニケーションや食べることに関して問題がある方の自立を支援するためのリハビリを提供する
◎特養とは違い、専門的なリハビリスタッフが常勤しており、介護・医療以外でも手厚い人員体制が整えられています。
③リハビリについて
・週に3回以上個別で専門スタッフによるリハビリを受けることができる
⇒入所して3ヵ月集中してリハビリができる
※3ヵ月以降はリハビリの回数がグッと下がります。
④居室タイプについて
居室は2タイプあります
【従来型 多床室】(昔からやっている老健)
・食堂にて多人数対多人数のケアを行っています
【ユニット型 個室】(最近増えている老健)
・入居者1人ひとりの個性や生活リズムを尊重されています。
・リビングスペースなど在宅に近い居住空間・食堂など共有スペースがあるため、孤独を避けることが可能です。
・馴染みの人間関係(ユニット毎に職員を配置)のため見慣れた職員さんが近くにいるので安心です。
⑤メリット・デメリット
【メリット】
1.比較的安く、すぐ入所できることが多いので、自宅で生活を送れない時に相談しやすい。
2.3ヵ月希望すれば、集中的にリハビリが受けられる。
3. 老健→自宅→老健→自宅のように、入退所を繰り返しながら利用できる。
⇒冬や夏など1人での生活が季節的に厳しいときに有効です!
4. 入所中に自宅か施設か検討する時間ができる。
【デメリット】
1.長く住むことができない。
⇒住む施設ではなく、あくまでも中間施設
2.住まいを何度も変える
⇒ご高齢者の負担になりうる
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今回は以上となります。
今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!!
リハビリに集中するなら老健がおすすめ!介護老人保健施設をプロが解説! - YouTube
今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。
老後にまつわるお悩み事は「老後のあんしん札幌相談室」にてご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。
フリーダイヤル
0120-652-118
(ろうごにいいわ)
今日は老健について解説していきます!
〈目次〉
➀老人保健施設とは
②入居要件と人員配置
③リハビリについて
④居室タイプについて
⑤メリット・デメリット
①老人保健施設(老健)とは
②入居要件と人員配置
【入居要件】
・「要介護1以上」の介護が必要な方
・ 65歳以上(原則)
※ 40歳~64歳の方で特定疾病と呼ばれる病気が元で要介護がついた方も対象になりえます。
例えば:脳梗塞、脳出血、若年性認知症など
※ 認知症の方も入所は可能です。
【人員配置基準】
・医者 常勤1人以上(100:1) 〈老健は施設長が医師〉
・看護・介護体制 3:1以上(常勤換算)
・支援相談員 1人以上
・栄養士 1人以上
・ケアマネージャー 1人以上
・理学療法士 1人以上
⇒身体機能回復のためのトレーニングや麻痺のある方の動作改善、運動療法などの物理療法を専門的に行う
・作業療法士 1人以上
⇒日常生活をスムーズに送るための動作を訓練する専門職で、入浴や着替え、排泄、掃除などの日常生活の動作を行うことが難しくなった方に、レクリエーションを交えながらサポートする
・言語聴覚士 1人以上
⇒失語症や聴覚障害、嚥下障害など言葉によるコミュニケーションや食べることに関して問題がある方の自立を支援するためのリハビリを提供する
◎特養とは違い、専門的なリハビリスタッフが常勤しており、介護・医療以外でも手厚い人員体制が整えられています。
③リハビリについて
・週に3回以上個別で専門スタッフによるリハビリを受けることができる
⇒入所して3ヵ月集中してリハビリができる
※3ヵ月以降はリハビリの回数がグッと下がります。
④居室タイプについて
居室は2タイプあります
【従来型 多床室】(昔からやっている老健)
・食堂にて多人数対多人数のケアを行っています
【ユニット型 個室】(最近増えている老健)
・入居者1人ひとりの個性や生活リズムを尊重されています。
・リビングスペースなど在宅に近い居住空間・食堂など共有スペースがあるため、孤独を避けることが可能です。
・馴染みの人間関係(ユニット毎に職員を配置)のため見慣れた職員さんが近くにいるので安心です。
⑤メリット・デメリット
【メリット】
1.比較的安く、すぐ入所できることが多いので、自宅で生活を送れない時に相談しやすい。
2.3ヵ月希望すれば、集中的にリハビリが受けられる。
3. 老健→自宅→老健→自宅のように、入退所を繰り返しながら利用できる。
⇒冬や夏など1人での生活が季節的に厳しいときに有効です!
4. 入所中に自宅か施設か検討する時間ができる。
【デメリット】
1.長く住むことができない。
⇒住む施設ではなく、あくまでも中間施設
2.住まいを何度も変える
⇒ご高齢者の負担になりうる
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今回は以上となります。
今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!!
リハビリに集中するなら老健がおすすめ!介護老人保健施設をプロが解説! - YouTube
今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。
老後にまつわるお悩み事は「老後のあんしん札幌相談室」にてご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。
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