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2025/03/17
はじめに:気づけば、もうそこにある「介護」
「介護」と聞くと、なんだか遠い世界の話のように感じるかもしれません。病院でのお世話や、車椅子を押す姿を想像する人もいるでしょう。しかし、実は介護は、もっと身近なところに潜んでいます。例えば、お年寄りの両親が、以前のようにスムーズに買い物ができなくなった。階段の上り下りが、少しずつ辛そうになっている。そんな小さな変化に気づいた時、それが介護の始まりかもしれません。
介護の定義:単なる「世話」ではない、生活を支える包括的なサポート
介護とは、単に身体的な世話をするだけではありません。食事、入浴、排泄といった基本的な生活をサポートするだけでなく、精神的なケア、社会とのつながりを維持するための支援、そして、何よりもその人らしい生き方を尊重することが含まれます。介護は、その人の生活全体を支える、包括的なサポートなのです。
介護が必要になる原因:病気、ケガ、そして加齢
介護が必要になる原因は様々です。病気(認知症、脳卒中、心臓病など)、ケガ(骨折、転倒など)、そして、加齢に伴う身体機能の低下などが主な原因です。しかし、原因が一つとは限りません。複数の要因が重なり合って、介護が必要になることも少なくありません。
介護のサイン:見過ごしがちな変化に気づくために
介護が必要な状態は、突然やってくるものではありません。徐々に、少しずつ、変化が現れてきます。例えば、
記憶力の低下: 同じことを何度も聞いたり、物を置いた場所を忘れたりする。
判断力の低下: 金銭管理が苦手になったり、道に迷ったりする。
身体機能の低下: 歩行が不安定になったり、階段の上り下りが辛くなったりする。
性格の変化: 怒りっぽくなったり、感情の起伏が激しくなったりする。
食欲不振: 食事が以前のように美味しく感じられなくなったり、食べる量が減ったりする。
これらのサインに気づいたら、早めに専門家に相談することが大切です。
介護を始める前に:知っておくべきこと、準備しておきたいこと
介護を始める前に、知っておくべきこと、準備しておきたいことはたくさんあります。介護保険制度、利用できるサービス、介護費用の負担など、事前にしっかりと調べておくことが重要です。また、家族や親戚と話し合い、介護の役割分担を決めておくことも大切です。
まとめ:介護は、誰にでも起こりうる、人生の通過点
介護は、決して他人事ではありません。いつか私たち全員が、介護に関わる可能性を秘めています。介護を恐れるのではなく、介護について正しく理解し、早めの準備をすることで、安心して人生を歩むことができるでしょう。

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