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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

スタッフブログ

グループホームってどんなところ?

2017/09/14

こんにちは!老後のあんしん札幌相談室の小田です!今回はグループホームへの入居について解説していきます。

認知症対応型共同生活介護はグループホームとも呼ばれ一定数の認知症の高齢者が共同で住む住居で、認知症の知識を持つ方が介護スタッフとして常勤しています。医療スタッフがいないのが老人ホームと違う点です。運営は市区町村が行う地域密着型のため、その地域に住んでいる方のみに提供されるサービスですので、利用する場合は住民票を移す必要があります。

「親が認知症に罹ってしまった。介護が必要だけれど、仕事もあるので見ていることができない、老人ホームに頼むべきか?はたまた別な施設に頼むべきか?」といったとき、候補に挙がる施設です。

服薬管理ができるか否かということが老人ホームにするかグループホームにするか決定する境目になるようです。グループホームは老人ホームと違って自分で炊事・洗濯・掃除をするのが基本です。常勤の介護スタッフもいるので、難しいものは手伝ってもらうなどして覚えていくことになります。

グループホームに入居する条件は以下になります。

①施設のある市区町村に住んでいる方
②認知症あるいは初老期認知症であると医師の診断を受けた方
③要支援2以上の診断を受けた方
④65歳以上の方
⑤家庭での介護が難しい方
⑥ある程度は自立でき共同生活を送れる方

入居の際の一時金は0~数百万円、一カ月の費用は10~30万円で介護保険の負担割合と住居費、食費などによって若干の違いがありますけれども、老人ホームより安めに設定されている施設もあります。

入居者は基本的に個室を与えられますが、夫婦のうちどちらかが認知症で離れて暮らすことは適切ではないと判断された場合は2人で入居できるというような老人ホームと似た入居条件もそろえています。

反対に老人ホームと異なるポイントとして共同生活をしにくくなった、認知症が重症化した、転倒などにより入院していたけれども入院期間が長くなったなどの場合は、入居基準を満たしてないとみなされ退去という判断を下される場合もあります。

前述したように老人ホームとは違うので、自立して生活をするということは食事の支度や部屋の掃除、着ているものの洗濯などを自分でこなすこと。もちろん認知症なのですべてこなすのは難しい一面もあるかもしれませんけれども共同で行うことや、居住者1人1人に役割を持たせることは認知症の進行を遅らせることにもつながります。

高齢になり体が思うように動かず認知症に罹り、ある程度目の届くところに人がいたほうがよいというような性質を備えた方は老人ホームのほうが向いているかもしれません。とはいうもののいくつかある認知症の種類のうち少人数でありながらも集団の中にいる方が落ち着いて生活ができるアルツハイマー型認知症の方には老人ホームというシステムよりも最適なシステムがグループホームと言えます。

今回は以上になります。
老人ホーム・介護施設選びでお困りでしたら老後のあんしん札幌相談室までお気軽にご連絡ください。
(0120-652-118)
老後のあんしん札幌相談室 小田
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